地域の文化である熊牛太鼓を学ぶことにより、ふるさとに対する理解とふるさとを愛する心を育成する。
地域の指導者を招き指導を受けることにより、人とのふれ合いを広める機会とする。
2.内 容
1学期・2学期の全校音楽の時間を利用して練習をする。
地域にある保存会の活動と交流しながら、技術の向上を図る
学芸会・地域の文化祭などにも参加し発表する。
3.歴 史
創 始 昭和57年
創始者 高橋 丈夫氏
由 来 昭和44年に民謡会子供グル-プができ、その時、樽太鼓で練習していたのが前身である。
昭和45年、日本甜菜糖磯分内工場の撤退と共に衰退し、昭和48年以降活動は途絶えたが、「塾などに通っていない子供達の余暇を健全に過ごさせたい」という高橋丈夫氏の呼びかけにより、昭和57年に磯分内子供樽太鼓」として復活した。
昭和60年に自治宝くじの補助金をもって、しめ太鼓・和太鼓・樽等を購入する。この年,『熊牛太鼓』と改称、現在に至る。(活動日は、毎週水曜日・公民館において活動している。)
平成8年度に小学校に『熊牛太鼓クラブ』を設置。その後活動を休止していたが、平成20年に熊牛太鼓への取り組みが高学年を中心に再開。その後は全校児童の取り組みとなり、学芸会・地区の文化祭などで披露している。
4.主な演奏曲
『湿原太鼓』…高橋丈夫作
阿寒が国立公園に指定されたことを記念して作られたものである。
釧路湿原の四季を表現する美しく勇壮な曲。本会のテ-マ曲でもある。
『復興太鼓』…高橋丈夫作
日本甜菜糖磯分内工場の撤退によって衰退していく磯分内地区の復興と活性化を願って作られた曲である。
『高陣太鼓』…高橋丈夫作
陣太鼓のイメ-ジを高橋丈夫氏流のアレンジにより構成したものである。
『湿原太鼓』・『復興太鼓』は、多くの人の手を必要とするが、次第に加入者が
少なくなり演奏ができなくなったため、少人数用として作られたものである。
『飛龍太鼓』…高橋丈夫作『北の賑わい』…高橋丈夫作
5.主な演奏活動
昭和60年代なかばから平成3・4年ころにかけて、札幌夏祭り・函館青函博・
江別芸能祭り・岩見沢芸能祭りなどに招かれ、全道的に演奏活動を行ってきた。
『熊牛太鼓』の主な活動
磯分内地区文化祭
磯分内小学校100周年記念式典磯分内小学校学習発表会
〒088-3145 北海道川上郡標茶町字熊牛原野15線西3番地1 TEL.015-486-3001 FAX.015-486-2017 E-mail.office-ise@shibecha.ed.jp